どーも、Ginoです!
昨日まで2泊3日の山ごもりしてきました!
師匠のまっしーさんにお誘いしていただき、ビジネスの大先輩方といっしょに山奥のコテージで充実した時間を過ごたのですが、途中で”とあるハプニング”が起き、なんとGinoは人生で初めて救急車に乗りました。笑
(自分に何かあったわけではありませんので、そこはご安心ください!)
これは山奥のキャンプ場で、”本当に起こった”悲劇の話である…。
これから起こることも知らず、山ごもりを楽しむ一行。
今回は自由の効く起業家さんたちを中心に、平日の昼間から名古屋に集まり、三重の山奥にあるコテージに向かいました。
車中ではガンダムの話で盛り上がったり、焚き火楽しみだね~なんてわくわくしながら参加者各々がこれからの山ごもりに思いを馳せていました。
車で約2時間ほど走り、到着するとそこは、大自然に囲まれた、めちゃくちゃおしゃれで立派なコテージが…!

10人は裕に泊まれる、木でできた大きなログハウスで、外に大きなバーベキューコンロや焚き火ができるサイトがあり、室内にはジブリっぽい暖炉や囲炉裏、そしてふかふかなベッドまでついている快適空間が…!
内装もおしゃれで3日と言わず、1週間ぐらいいたい!と思ってしまうほど、居心地の良い贅沢な空間でした。
いっしょに行った
「アウトドアとかあんま興味ない。」
系の斜に構えた輩も、
「アウトドアはまりそうだわ!」
と改心し手のひらクル~!しちゃうほどに素敵な環境でした。
参加者も豪華で、Ginoよりも遥かに稼いでいるビジネスマンの方々もたくさん来ていて、
- バーベキューしながら、ビジネスのことを聞かせていただいたり、
- 焚き火をどれだけ大きく出来るか丸太をひたすら投入して遊んだり、
- カニ用のトラップを自作して食料を現地調達したり。
みんなで笑いながら、学びながら充実した合宿を過ごしていました。
でも、そんな素敵な初日の夜に、とある事件が起きたのです…
楽しいはずの山合宿が一転してお通夜ムードに。
平日のキャンプと言うこともあり、Ginoのブログ仲間のAさんは、会社終わりの20時頃に途中で合流しました。
Aさんは同じ愛知県出身の方で、3ヶ月ぐらいでブログで20万円稼げるようになったすごい方です。
最近は特にGinoが仲良くさせていただいている方の一人で、普段から「親戚の兄ちゃん」のように接しています。笑
Aさんもこの最高の環境にテンションが上り、
「Ginoさん、星がめっちゃ綺麗ですね!!感動しました!!」
「今回の合宿が本当に楽しみだったので、今日はお気に入りのお酒を買ってきたので、一緒に飲みましょう!」
とお気に入りのウイスキーを飲みながら酒好きのAさんは嬉しそうにはしゃいでいました。
愛知のまちなかではこんなに星が綺麗に見えませんのでここの星はすごいですよねーとか話しながら、1時間ほどいっしょに焚き火を楽しんだり肉を食べたり山小屋生活を満喫していました。
しかし、ここでAさんにとある事件が起きたのです…。
Ginoは昼間に仕掛けておいたカニのトラップが気になり仲間数人と確認しに行くと、そこには数匹のカニが入っていました。
「うおおおおまじで入ってる!やったぜ!!」
とはしゃいでいたら、少し離れたバーベキューコンロの方に残りのメンバーが集結して、なにやらざわざわしていました。
「ん?何があったんだろ?」
明らかに様子がおかしかったので、見に行くと…
そこには足を滑らせて、深さ1メートル以上ある沢に転落してうずくまっているAさんが…!
転落の際に胸を強打したらしく呼吸もうまくできず、軽くパニック状態でがくがく震えていました。口からも血を流し、ひと目見ただけで、
「これはまじでやべえやつだ…」
とわかるレベル。
「え、これやばくね!?」
「救急車読んだほうがいいんじゃね!?!?」
「お腹空いた」
と、一同騒然&動揺&心配しながらも、Aさんに声をかけたり容態を確認。とりあえず数人で沢からAさんを持ち上げ、ベッドまでなんとか運び横になってもらうと、10分ほどで震えは止まりましたが、強打した胸の痛みは引かず…。
吐気がするほど痛いということでしたので、これはもう救急車を呼ぼうということになりました。
しかし、ここでもまた問題が発生…
山奥過ぎて、住所がない…。
住所がわからないと救急車は来てくれないようで、一刻も早く来てほしいのに場所の説明に時間がかかってしまいました。
結局近場の施設の住所を教えてきてもらうことになり、近くまで来たらライトで合図してくれと言われ、おとなしく救急車を待つことに。
Aさん「Ginoさん…僕が死んだらASPの料金が嫁さんの口座に振り込まれるようにしてください…」
Gino「めんどくさいので嫌です。」
というやりとりをしながら待つこと20分。
「ピーポーピーポー」
と遠くから聞こえてきたので、ライトで合図し救急隊の方々にコテージまでの山道を担架を押して登って来てもらいました。
Aさんを担架に載せて、全員で急な山道をゆっくり降り、なんとか救急車に乗せることに成功。
一人ついていったほうが良いという判断になり、GinoはAさんといっしょに病院に行くことになりました。
まさか今回の合宿中に人生初の救急車に乗ることになるとは思いませんでしたね。
初の救急車なので、ついつい車内の設備をじっくり観察してしまいました。
しかも悪いことは重なると言いますが、
- 救急車の運転手が急に過呼吸を起こす
- 鹿が道路の真ん中に大量にあらわれて全然進めない
などなど、病院までの道中でもトラブルだらけ…。
救急隊員の方に見てもらい、Aさんは命に別状はないとわかっていたので
「な、なんで救急隊員が緊急患者になってるんや…?(困惑)」
と、若干Ginoはこの時点でイラつき始めていましたが、笑ぐっと心を落ち着けました…。
いや、誰も悪くないんですよ?
救急隊員の方だって人間なので、体調悪くなることもあります。
誰も悪くない!わかってます。
ただいろんな事が一気に起こりすぎて、僕のメンタルもカオスになっていたのです。笑
病院まで1時間のかかるということもあり、何もできないし暇だったのでツイッターを確認してみると数時間前にAさんつぶやいた、
「星空マジでヤッバイな…!
プラネタリウムってフィクションだと思ってました…!」
というツイートが一番上に。
Gino「これが最後のつぶやきにならなくて本当に良かったわ…Aさん自身が星にならなくてよかったわ…」
と一級フラグ建築士のAさんが無事で本当に良かったと一人安堵しました…。笑
そんなこんなで病院に到着。
Gino、初めて病院のロビーで寝る。
夜中の2時。
緊急患者として街の病院で受け入れてもらい、レントゲンとったり、診察すること1時間。
Aさんは、
- あばら3本骨折。
- 全治6ヶ月の診断に。
ただ入院はする必要はなく、薬を飲むのとサポーターを当てていればOKという事で、ここでひとまず安心できました。
命に別状なくてよかったですね!
頭打たなくて幸運でしたね!
とか言ってたら、
ここでまたびっくりすることが…。
診察結果を聞いたAさんの口から信じられない言葉が飛び出したのです…。
Aさん「先生、お酒は飲んでも大丈夫ですか!?」
………。
やかましいわ!
お酒はとりあえずもうやめてくれよ…!とつい言ってしまったGinoであった…。
朝方4時頃。
その日Aさんはそのまま入院して、僕は人生初の病院のロビーで一晩を明かすことに。
もう、
「病院のロビーで一夜明かすってフィクションだと思ってました…!」
ってつぶやこうかと思いましたね。
次の日無事にAさんは退院して、歩けるようになったので再びコテージに合流。
「トラップにカニがかかって喜んでたら、違うところで人間がトラップにかかっててワロタw」
とか冗談言い合えるぐらいには回復しましたし、元気にお酒を飲んで旨いものを頬張るAさんを見て、
「これは絶対ネタにする…^^」
と、僕は静かに心に誓いました。笑
この出来事から得た教訓
今回の経験を経てわかった事がたくさんあります。
その中のひとつは、
「本当にイレギュラーな事が起きた時、人間は固まる。」
という事です。
正直、情けないことに沢に落ちたAさんの様子を見て、僕は何をしたら良いか全くわからなくなりました。
人間どうすればいいのかわからなくなると、固まります。
いっしょに行っていた元自衛官のまっしーさんはそういった時の対処とか処置がわかる方だったので今回はなんとかなりましたが、沢に落ちた人間を引き上げる力であったり、医療まではいかないにしても応急処置知識や備え、そして自分たちの居場所をすぐ伝えられる準備。
このあたりはいくら情報社会であっても事前に知っていないとその場でスムーズに行うことは無理です。
例えば自分がキャンプ主催して参加者が怪我した時に、スムーズに対応できるかな?
とか考えたらあまり自信がありませんでした。
なので日頃から体を鍛えておかなくてはと思いましたし、応急処置の知識ぐらいは知っておかないとダメってことを痛烈に感じました。
そのぐらいできなきゃ進んで人を危ないところに連れてったり、誘ったりしちゃダメですね。
「こういうのはわかっているつもりでも、本当の意味ではわかっていないんだな。」
ということが本当の意味でわかりました。
ただ、今後こういう場面に遭遇したら今回の体験が予防接種の役割を果たしてくれると思います。
なのでそれだけでも本当に大きな価値のある経験です。
まあ事件の瞬間はAさんの容態が心配だったので、あくまでも今振り返ったらですけどね。
一方で、やはり専門家はすごかったです。
山奥のコテージまで担架を引っ張ってきてくれた救急隊員の方の対応は非常に素早く的確。
病院の先生や看護師さんの方々は本当に頼りになるし、
夜中にも関わらず丁寧に対応してくれました。
本当に心強かったです。
「楽しいキャンプだったのに残念だったね、災難だったね…!」
と救急隊員の方もお医者さんもみなさん同情もしてくれました。
自分の無力さを感じている中、そういう方々の優しさに触れて改めて人は一人じゃ無力。人は人に支えられて生きてる。
ということもわかりました。
ビジネスのお話やブログのお話もたくさん聞かせていただいたのですが、
今回の山ごもり合宿でこの体験にまさる学びはないですね~!
PS.
今回の話を書くにあたって、もちろん本人の許可は取ってます。
全治6ヶ月ということでリハビリも大変だと思いますが、早く生活に支障が出ないところまで回復してくださいね!
「Ginoさんの楽しい時間を奪ってしまい申し訳ないです…」
と言われたりもしましたが、したくて怪我したわけないですし、彼を攻める気持ちも一切ありません。
たまたま彼だっただけで他の誰かが怪我したら
みんな今回と同じように対応していたと思います。
良い経験にもなりましたし、良い教訓も得られました。
笑い話にできて本当に良かったです。笑
PPS.
現地で採ったカニをそのまま素揚げで食べました。

これがめちゃくちゃ美味くて、キンキンに冷えてやがるビールによく合います!
トラップも簡単に作れるのでまたキャンプに行ったら絶対やります。笑
今後は実社会におけるサバイバル力だけでなく自然界でのサバイバル力も高めていこうと思っています。
PPPS.
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具体的なブログの質問でも、その他の事でもOKです!
Ginoに直接聞きたいことがありましたら、続々とメッセージを質問を送ってください^^
メルマガ中で答えていきますよ!
https://gnwl1811.com/p/r/vGMwnRUB
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