どーも、Ginoです!
僕は今となっては時には50人のお客さんの前でセミナーをしたり、毎日のように動画コンテンツを撮っていたりします。
でも実はこれまで「人と話す」ことは超苦痛でした。
出来るだけ人と話さなくていいからという理由で開店前のスーパーの品出しのバイトをしていた程です。
でもある時から話す事が楽しくなり、それまで苦しかった時間が楽しい時間に変わり、人生の質が上がりました。
それは「会話」をする際の「とある決まり」を知ったからです。
会話の「決まり」を知ってから『話す』という行為に苦手意識がかなりなくなりました。
人前で声を出すことすら恥ずかしく、会話が怖くてたまらない人種でしたし、しかも基本引きこもり生活してたので声すらうまく出ないという残念な状態。(引きこもり経験者ならわかるはず。笑)
コミュ障あるあるですが、
- 道筋を立てて説明するのが苦手
- 自分の考えを伝えようとしても途中で何が言いたいのか自分でもわからなくなる
- それゆえに話すことに自信をなくし人との会話が億劫になる
分かる人にはわかると思う。
「どーせ自分が話してもしらけるもんなあ…。」
って考えてしまい、人前で話したり自分の気持ちや体験(エピソード)伝えるのが怖くて、話すことが大の苦手で嫌いでした。
しかし、そんな生粋のコミュ障だったGinoも「話し方」には「決まり」がある事を知ってからは、会話が楽しくなり、今では話すことも仕事のひとつになっています。
「話す」ってセンスじゃないんですよね。
会話の「決まり」を知って練習すれば誰でも人前で自分の知識を使ってセミナーすらも出来ます。
今日は元コミュ障が人前が難なく話せるようになったきっかけとなった本をひとつ紹介します。
会話の「決まり」を知れば話すのは楽しくなりますよ。
「1分で話せ」という神本のレビュー
最近読んで一番よかった本がこいつですね。
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「1分で話せ」という本で、yahooで働いている方が書いてます。
僕は最初の20ページくらいで「これは買ってよかったー!!」と思えた本。
この本で最も大事な部分は、
- 伝える力を高めたかったら結論から話せ
というところですね。
簡単に言えば、プレゼンでも、仕事でも、動画撮影する時でも、話す時はいつも、
- 結論
- 理由
- たとえ話
- 結論
この順番で全部OKってことです。
「結論から話す」は会話する上で本当に大事です。
これが出来るだけで本当に自分の伝えたいことが伝えられるようになる。
例えば、昔の自分は聞かれたことに対して結論ではなく、結論を持つに至った過程とかをうじうじ話しちゃったりしてたんですね。
Q「好きなアーティストいる?」
A「好きなアーティストは、自分はアニソンとか好きで結構聞いてるんだけど、その中でも◯◯ってジャンルが好きでハマってて、…以下略」
みたいな。
これやっちゃうと。
「いや、聞かれたことにまず答えてくれよ…。」って思われます。
だから、
Q「好きなアーティストいる?」
A「ビートクルセイダーズが好きかな。なぜなら〜以下略」
でいい。
↑これって当たり前に見えるけど、以外と出来てなかったりします。
以前の僕はまさにこれで、聞かれたことに対してスパッと結論を言えない状態。
でも結論から話すという「決まり」を知ってから、一人で動画取りながらそのとおりに話しまくってたら、
- テーマを決めて話せるようになり
- 人前でセミナーも出来るようになり
- 私生活でも相手とお互い楽しく話せるようになりました。
知らない人がいる飲み会とか1週間くらい前から憂鬱になって直前はいつも胃が痛くなるタイプの人間だったので、話すことがなんなく出来るようになるだけでこんなに人生楽しくなるのかと。ビビる。
ちなみにアメリカではこういった「話しの決まり」「論じる時の決まり」を授業で習うので、こういうのが当たり前に出来たりします。
一方で特に日本人はいわゆる”すべらない話”的な「結論」とか「オチ」を最後に持ってくる傾向にあります。
(ちなみにすべらない話的な話し方は、女の子にうざがられたりします。笑)
日本だと学校でこういうのじっくり習わないんですよね。
すべらない話はすでに「聞く体勢」が出来ている人に話すから、結論を最後に持って来てもおもしろいんですけど、仕事とか普段の生活まで結論を最後に持ってきて会話してると、
聞いてる側は
「結論はよ。」
ってなるんですよね。
日常会話で、5分もオチを待ってくれる人はいないです。
聞いてくれても親か恋人か友達だけ。
だからこそこのルールを守って話すことを普段から意識して「実際に使っていく」のが大事。
特に動画作ったりして、それを初対面の人に聞いて貰う場合は絶対に結論は最初がいい。
なぜなら、そもそものわかりやすいさとか、これから話を聞くにあたっての期待感を出さないとわざわざ見ず知らずの人間の話なんか聞かないからです。
自分の興味のない人や、そもそもよく知らない人が「昨日服屋に行った時の話なんですけどお、友達といっしょに服を見に行く約束をしててえ、・・・」とか話してきたら「だからなんなんだ」ってなって鬱陶しいですよね。
でも「昨日服屋にいったら本物の米津玄師がいてビビりました。(結論)」みたいな話の切り出され方をされたら「まじでえ!?」ってなって一気に続きが気になるわけです。
なので結論は最初に持ってくるのはその後の話を簡単に理解出来るようにしたり、興味付けする意味でも大事なんですね。
↑ちなみに今の「特に〜〜大事なんですね。」までは、
- 結論
- 理由
- たとえ話
- 結論
この順番で話しました。
話がすっと入ってきませんか?
こういう「決まり」とか「パターン」って知ってるだけでものすごく人生の質を変えます。
だってこれ知ってるだけでかなり話す力が養われて、
話すのが苦手 → 話すのが好き
になるかもしれません。
そうなったら、辛かった時間が幸せになるわけですからね。
(そりゃQOL上がるよね)
なので大量の自己啓発本を読むよりも、こういう「思考の型」を得られる本を読むほうが何百倍も有益だと自分は思います。
今回は「1分で話せ」の内容のほんの数ページ取り上げて紹介しましたが、本の中には他にも、
- プレゼンはゴールを設定しろ
- 根拠は3つくらい出す
- 聞き手をイメージしながら話す
といった会話の「決まり」が載ってて、
「全部ビジネスで使えるやん。」ってなって、情報発信を考えている生徒さんの必修科目にしようかとも考えてます。
他にもプレゼンする時の鉄則とか、人を動かす会話術とかめちゃくちゃ勉強になったので、「話すの苦手なんだよね…」って方はぜひ読んでみてください。
「話す」ことは学校で習わないことなので、出来る人はそれだけで価値があります。
学校で習わないことは出来ない人が多いからです。
九九が出来たり漢字が読めるのは習うからです。
最初の30ページくらいでも勉強になるのでおすすめの本です。
会話の「決まり」を知り、人生の質を向上しちゃってください。
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